森の小人たち

森には、誇り高く静かな力、生命力、大地や天を突きぬくような力がある。それと同時に優しさ、生きることのはかなさも含んでいる。その年輪の中には昔からの知恵や生命の輪廻があり、小人たちの中にも同じような永遠性としっかりと根付いたものがある。

森の小人はどこに行くにもがっしりたくましい。コンクリートですら突き抜けてやってきそうなほどだ。そして落ち着いている。風に揺れる樹々のように曲がっても折れることはない。地から生まれ、地へと還っていく。


オーロラの小人たち

夜空を見上げよう。光が激しく舞っている姿を見てみよう。目を引かれるような、やんちゃでちょっと短気な乱舞を。そしてそれはさっと消えるし気まぐれで、さあて出てくるかと自分から腰を上げるまで平気で見るものを待たせる。

小人にオーロラを浴びさせると、光り輝くようになり好きなように飛び回る。立ち止まることもせず、自分でも次に何をするかわかっていない。彼らは星にいるべき者たち。そんな大空すべてを遊び場にしている者たちを誰かのものにすることなどできない。


愛の小人

休止の保証としてその誓いのために暖かさから生まれ、仲間との約束として作られた者たち。五人の力を持つ者たちがひとつを作り出すことで和解したとき、世界に新しい力が生まれた。力の中でも最強の力‐愛の力。そしてそこから小人は誕生した。暗い時期の最も輝かしい場所、寒い時期の最も温かい瞬間。それぞれ違うものたちがぐっと近づき組み合わさったもの。

柔らかく心の奥底まで強くしみわたる何かを感じる? そう、それが小人。そこには愛がある。


厳寒の小人

すべてを止める力を持っているのは誰なのか。時間を凍結し、景色さえ静止させ、春が訪れるまでじっとそれを見つめる忍耐力。寒気以外にありえない。

厳寒の小人は、霜や永久凍土にも負けない。のろいと言われることもあるけれど、それはほんの少し凍っているせい。彼らは、ゆっくりと秋の最後のゴデチアの花が氷に包みこまれていくのを見つめる。それが花にとっては死を意味することにさえ気づかず、白霜があまりにも美しく輝いているので、悪気はないのだが自分の存在を忘れてしまっていたのだ。


水の小人

それは生命の流れ。とどろき、さらさらと流れ、ときに穏やかで、天から降り蒸発し、洪水となり、満たし、打ち、砕き、覆いかぶり、凍りつき、埋め、溺れさせもする。石にぶち当たって砕け散っても、再び流れに戻ると元の形に戻っていくように、常に繰り返す七変化。

水は怖いもの知らずの勇敢でたくましいリーダー。目的を持ってしっかりと進み、それを支配するのは月だけ。すべての場所に存在し数さえも限界を知らない。同じ水の力は、水の小人たちの小さな体の中に流れ込み声を上げる、かと思えばまるで風のない日の湖面のよう。

水の小人が次に何をするかは誰にもわからない。でもやると何事も自然に感じられる。水のように流れ、水ならではのいさぎよさでいつでも道を切り開いていく。


サウナの小人

サウナの小人は火から生まれた。火はすべてを支配する。野火のように広がり、木から木へと広がって、燃やすものがなくなるまで幹を一本ずつ灰にしていく。

その同じ火は寒さを和らげ、暗黒に光をもたらし、ぱちぱちと音を立てながら優しく輝く。サウナの小人はそれを選んだ。彼らは火の小人とはならず、破壊する力を捨ててサウナのベンチの下に移り住んだ。

サウナの小人は、独立心が強く強情で頑固、そして正しいと思うことを行う。彼らは人々がこの世に生まれ、去り、清められ、忘れ、忘れられるのを見つめてきた。小さな観察者たちは、間違ったことを目の当たりにしたときに激しく光を放つ。

サウナの小人に思いをはせるとき、彼らがその力を解放するには自分がそれを間違って使わないことを確信していなければならず、そうするには気丈な性格を必要とすることを決して忘れてはならない。

Our history

It all began with buttons.

And it all started with a real need: Kaija Aarikka, then a textile arts student at the Institute of Industrial Arts in Helsinki, was unable to find any buttons to go with a dress she had designed. So she made them herself.

Elves

The guardians of harmony.

Small, wooden, round. Made in Finland by hand. Aarikka's Elves are true Aarikka, everyday celebration at its finest. Collected and loved for 40 years.

Kaija started it. We won’t stop.

Aarikka.

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